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PocketBSD用ソフトのインストール方法
●パッケージ形式 |
PocketBSD用のソフトの多くは"パッケージ"という、ある一定の形式に沿って作成られた圧縮された形で配布されています。このライブラリで"(パッケージ)"と記されているソフトなどがそうです。
FreeBSDの世界ではこの「パッケージ」形式でアプリケーションが配布されており、解凍したりディレクトリの作成をしたり…といった面倒なことをする必要なく、簡単なコマンドだけでインストールできるようになっています。
配布されているパッケージをインストールするには、rootでログインした後
pkg_add [パッケージのファイル名]
と入力すればOKです。例えば"/dos/mgl-1_5-mini.tgz"をインストールしたい場合は、
pkg_add /dos/mgl-1_5-mini.tgz
といった具合です。パッケージがインストールされているかどうかは
pkg_info -a
|more
または
pkg_info -aI
などとして確認することができます。また、パッケージを削除したい場合は
pkg_delete [pkg_infoで表示されるパッケージ名]
とします。パッケージのファイル名ではないので注意して下さい。 |
●圧縮ファイル |
パッケージでなく、単に圧縮されているだけの物もあります。その場合はtarを使って解凍し、実行ファイルを/usr/local/binなどにコピーして使いましょう。
解凍方法は以下の通りです。
[拡張子が.tarの場合]
tar -xvf
×××.tar
[拡張子が.tar.gzまたは.tgzの場合]
tar -xvzf
×××.tgz |
●ソースのみのファイル |
圧縮されたファイルを解凍したら実行ファイルらしきものはなく、ファイルの中身を覗いてみたら全部プログラムのソースだった…ということもよくあります。というのも、FreeBSDやLinuxなどは皆Cコンパイラを標準で備えており、簡単なものや試験的なものはCのソースだけで配布されている場合が多いのです。
しかしPocketBSDは容量の関係上、Cコンパイラが入っていません。GCCとmakeを別途入手(こちらで入手可能)し、インストールした後ドキュメントに従ってmakeし、installしてください。 |
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